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ダブルトップ・ダブルボトムは相場の転換点に非常に多く確認することが出来ます。特性をしっかりと理解して、エントリータイミングを増やせるようにしていきましょう。
動画での解説はこちら
ダブルトップ・ダブルボトムとは
そもそもダブルトップ・ダブルボトムとはなんなのか
そのまんまなんですが二つの山・谷ということです。
チャートでいうと
この部分ですね
このように高値にチャレンジしたけど上がりきれずにもしくは多少高値が更新したけれど下がっていく形をダブルトップといいます。
ダブルボトムはこの逆で
ここに谷が二つ
この部分ですね
安値をチャレンジしたけれど更新出来ずにまたは多少安値を更新したけれど下げきれずに上がっていっていく形をダブルボトムといいます。
二つの山のような形をつけて下がっていくのがダブルトップ
二つの谷のような形をつけて上がっていくのがダブルボトムになります。
基本的な形は一緒なのですが
山のてっぺんが揃っているダブルトップもあれば
右側が上がっているパターン
右側が下がっているパターンもあります
どれもダブルトップにはなります。ダブルボトムはこれが逆になり、山の部分が谷になっているところをいいます。
ダブルトップ・ダブルボトムのエントリーポイント
ダブルトップとダブルボトムの基本的なエントリーポイントは3つあります。
ネックライン割れでのエントリー
ここで入ります
ダブルトップの山の真ん中の値をネックラインといいここを割ってきたら入ります。
これが一つ目
ネックラインを割った戻しでエントリー
メリットは一旦抜けを試しているのでだましにあいにくいのですがダブルトップなどの場合は、戻さないでそのまま抜けていく事も多いのでリスクを減らす代わりにそのままいってしまう可能性も多いと考えておきましょう。
高値更新出来ないと判断した段階でのエントリー
個人的にはお勧めのエントリータイミングです。が難易度は高く、他のエントリーより裁量が必要で勝率も落ちます。その代わりの勝てた時はpipsも大きく取れ、損切りも浅く済むことが多いです。
デメリットはエントリーが早いので平気で返される点です。
どのエントリーにもメリットデメリットがありますので、自分に合ったエントリータイミングでエントリーしていきましょう。こちらのエントリーに関しては後で解説していきます。
ダブルトップ・ダブルボトムの損切りライン
エントリーのタイミングはいくつかありますが基本的な損切りのラインは一つだけです。
損切りラインはダブルトップてっぺんになります。
もしここを抜けてきたら損切りしましょう。
直近の高値(この場合なら右山)に損切りを置く場合もありますが、個人的には深い山に置くことをオススメします。
押し安値・戻り高値をチェック
ダブルトップ・ダブルボトムを見る際には必ず押し安値・戻り高値の位置は確認するようにしましょう。ネックラインを抜けていても押し安値や戻り高値を超えていなければまだトレンドは転換していません。
ここのダブルトップネックライン割れでエントリーした場合多少に下に割っていきましたが、この1時間足の押し安値はオレンジラインになります。このラインを割らない限りはまだ上昇トレンド継続になります。しかし多くの場合このようにネックラインと押し安値(戻り高値)はずれています。
そのためネックライン割れでエントリーすることがダメと言っているのではなく、まだトレンド転換はしていないぞという理解しておく必要があるという意味です。
ダブルトップ・ダブルボトムの効果的な使い方
ダブルトップ・ダブルボトムは単体で使っても優位性はそこまでありませんが、使うべきタイミングで出てくれば非常に効果的に使えます。
実際にチャートを見ているとダブルトップやダブルボトムは頻繁に出てきます。そのためダブルトップやダブルボトムが形成されても思った方向にいかないこともよくあります。
ではどんな時にダブルトップやダブルボトムを利用すれば効果的なのか
反発が起こりそうなところ
反発が起こりそうな場面とは例えば前回の高値チャレンジした時に超えられなかったレジスタンスラインに再度近づいてきました。そこでレジスタンスライン付近でダブルトップが起きれば信頼度アップです。
もう一つ別のエントリー根拠を持ってくるだけで一気に信頼度は上がります。
平行チャネルで勢いが失われてきたところ
勢いが失われていなければチャネルの下限にいくのですが、高値が切り下がって入るものの安値の切り下がりが止められています。このように平行チャネルを引っ張って勢いが弱くなっている時のダブルトップ・ボトムもオススメです。
ネックラインがそのまま重要水平線
ダブルトップ・ボトムでのエントリーを考えるときに意識してほしいのがネックラインが元々意識されているラインであればあるほど意識されます。
ただでさえ意識されているラインを突破したら勢いが出ることも多いのに、そこにダブルトップ・ボトムのラインが加わればさらに信頼度アップです。
鉄板レベルのお勧めエントリーポイント
反発ポイントやトレンド転換以外で高勝率なエントリーポイントがあります。
これを覚えるだけでかなり強気にエントリー出来ます。そこまで出現頻度は高くありませんが出てきたら激アツです。一気にいってしまう相場で飛び乗りが苦手な人でもしっかり根拠持ってエントリーが出来るようになります。
そもそもダブルトップやダブルボトムはトレンドの継続に失敗したから出てくるチャートパターンです。であればそのトレンド継続が失敗して、上位足に対して順張りになる方向に動くのであればそれは非常に優位性が高くなります。
上昇中のダブルボトム
下降中のダブルトップ
こちらを見つけていきましょう。チャートで解説すると
大きな流れは下降中なのにも関わらずダブルトップが発生しました。このパターンの多くはダブルボトムを形成しようとしてあげようとしたがネックライン付近で止められて下げていき、結果ダブルトップが形成されるという上昇が失敗したパターンになります。
このパターンは私も非常に好きなパターンになりますので是非覚えて実践に使えるようにしておいてください。
あとはダブルトップが更新されたんだけどもヒゲでしっかり返されてきた場合、この場合は信頼度アップです。
ヒゲも含めれば高値更新していますのでトレンド転換とは考えにくいですが、しっかり売り圧が入ったと見ることも出来ます。
個人的にこのヒゲで返されているダブルトップ・ボトムは狙い目になります。
上位足のダブルトップ・ボトムのエントリー手法
ダブルトップネックラインまでを狙ったエントリー
上位足などで使えるのがこのダブルトップのネックラインまでを狙ったエントリー
トレンドラインが引けてダブルボトム形成前にエントリー
大事なのはブレイクエントリーではなくこのトレンドラインをブレイクしてから戻しを入れてくれたらエントリー
ブレイクエントリーではなかなか怖いのでブレイクエントリーしてもいい時はこの下降のトレンドラインがめっちゃ意識されている時だけにしましょう。
ダブルトップ・ボトムの中の下位足ダブルトップ・ボトム
上位足で同じような位置で止められたら下位足でダブルトップ・ボトム形成でエントリー
これはボラの関係上ある程度時間軸を上げて確認が出来るダブルトップ・ボトムの時だけにしましょう。
このエントリーはダブルトップ・ボトムの形成前にエントリーをかけますので、プライスアクション次第ではそのまま持っていければ大きなpipsを狙うことも出来ます。状況に応じて使い分けていきましょう。
ダブルトップ・ダブルボトムまとめ
ダブルトップ・ダブルボトムだけでエントリーの根拠にしては優位性はそこまでないのでエントリーする時はもう一つ別の根拠を持つ。これが基本
ダブルトップは損切りの位置が明確なので初心者にもエントリーしやすいチャートパターンになりますが奥は深いです。しっかり根拠がもう一つあった場合はエントリーしていきましょう!