2025年10月9日 ドル円相場分析レポート –止まらないドル円と本日の戦略

今の相場状況

今日の市場概要

分析日時: 2025年10月9日(木)
通貨ペア: USD/JPY(ドル円)
現在レート: 152.50円付近

昨日の相場の振り返り

日の高値更新で、昨日は153円まであがりました。証券会社によっては153円をつけたところもあるかもしれませんが、153円で跳ね返されています。 本日は再度上げて153円アタックがあるのか、それとも今度こそ調整下降が入ってくるのか注目していきましょう!

今日注目したいイベント

時間イベント重要度
9:00日本クロユキトレードLiveYouTube
20:30ユーロ理事会議事要旨公表2
21:00日本クロユキトレードLiveYouTube
21:30アメリカパウエルFRB議長の発言5
21:35アメリカボウマンFRB副議長の発言3
25:45アメリカバーFRB理事の発言3
28:45アメリカボウマンFRB副議長の発言3

政府施設閉鎖で指標が発表されませんので、パウエル議長の発言に注目が集まります。

今の相場を読み解く

チャートが教えてくれること

日足で気をつけたいこと

年間PIVOTと153円が同じような位置にあるので、ここは抵抗帯として機能してきます。調整下降の目印として考えられます。

4時間足で気をつけたいこと

4時間足は下がってきたら20EMAや200EMAで反応するかなぐらいの分析で、本格的な分析は下位足でやっていきましょう。

1時間足で注意したいポイント

良い感じに20EMAが追い付いてきましたね。ここから上げるにしても、下げるにしても良い形です。

注目の価格レベル

今日の狙い目

本日の狙い目のレートは1時間足20EMA
ここより上か下かで方向感を決めていきます。
レート的な狙い目よりも方向感を重視してのトレードをオススメ

価格別の戦略

価格レベル戦略根拠リスク管理
1時間足20EMAより上ロング狙い1時間足支持帯多少の抜けには注意
1時間足20EMAより下ショートメイン1時間足抵抗帯多少の抜けには注意

実際に使える取引戦略

今日のトレード戦略

レンジ相場との付き合い方

本日のトレードは1時間足20EMAで判断していきましょう。
153円・年間PIVOTという分かりやすい抵抗帯にぶつかったこと調整下降が入る可能性が出てきました。
しかしまだ上昇の勢いがあることも事実です。
そのため1時間足20EMAより上にいる間はまだロングの勢い継続と判断してロング目線。
割ってきたら早めにショート目線に切り替えて、調整下降を取りに行くトレードを狙っていきましょう。
152円では今度は週間PIVOTが同じ位置にありますので、
ここは一定の買い圧が入るので反発ロングエントリー・ショートの利確に使っていきましょう!

時間帯別の戦略

東京時間(9:00-17:00)

特徴日本の経済指標、日銀関連ニュースに敏感
平均ボラティリティ40-60pips
注目時間仲値(10:00前後)の動きに注目
取引スタイル比較的安定した値動きでスキャルピングに適した時間帯

ロンドン時間(17:00-2:00)

特徴欧州勢参入で活発化、トレンド形成しやすい
平均ボラティリティ80-120pips
注目時間24:00のロンドンフィックス前後が重要

ニューヨーク時間(22:30-6:00)

特徴米経済指標、FOMC関連ニュースで大きく変動
平均ボラティリティ60-100pips
注目時間21:30の米指標発表時は特に注意

押さえておきたいポイント

基本戦略は1時間足20EMAより上にいればロング、割ってきたらショート目線に移行
本日もまだまだ高値更新の可能性はありますので、安易なショートは慎重に。

本日も期待値の高いトレードを心がけることを推奨。相場環境が複雑な時こそ、冷静な分析と適切なリスク管理が重要です。無理なトレードは避け、確実性の高い場面でのみエントリーすることを推奨します。