2025年9月10日 ドル円相場分析レポート –生産者物価指数と本日の戦略

今の相場状況

今日の市場概要

分析日時: 2025年9月10日(水)
通貨ペア: USD/JPY(ドル円)
現在レート: 147.50円付近

昨日の相場の振り返り

昨日はロンドン時間で、ブルームバーグから日銀年内利上げ排除せずとの報道で円が買われて、日足下限まで到着
その後は、いつもどおり戻してきました。

今日注目したいイベント

時間イベント重要度
9:00日本クロユキトレードLiveYouTube
10:30中国消費者物価指数3
21:00日本クロユキトレードLiveYouTube
21:30アメリカ生産者物価指数4

注目は生産者物価指数(PPI)
前回のPPIは予想値から大きく悪化していきました。
今は雇用が注目されて利下げに動く展開ですが、その利下げを妨げるのがインフレ。そのインフレ指標であるPPIも大注目されています。

今の相場を読み解く

チャートが教えてくれること

日足で気をつけたいこと

日足はおかえりなさいです。
やはり昨日の材料レベルではブレイク出来ずに終わりました。

4時間足で気をつけたいこと

4時間足では分析が難しいので下位足で分析する必要があります。

1時間足で注意したいポイント

今は20・200EMAの間にいるので悩ましいところです。

注目の価格レベル

今日の狙い目

本日はまず待ちたいのは1時間足の20・200EMAの両方が揃うこと
特に狙いたいのは200EMAを上抜けしてからのロング
やはり日足レベルでは147円を割れてくると買いの圧力が高まってきますので、
今のレートなら本日はロングメイン狙っていきたいと思います。

価格別の戦略

価格レベル戦略根拠リスク管理
1時間足20・200EMAより上ロング狙い1時間足支持帯多少の抜けには注意
1時間足20・200EMAより下ショートメイン1時間足抵抗帯多少の抜けには注意

実際に使える取引戦略

今日のトレード戦略

レンジ相場との付き合い方

明確なシグナル待ち
期待値の高い場面での限定的参加
基本的にはロング方向重視(ただし慎重に)

時間帯別の戦略

東京時間(9:00-17:00)

特徴日本の経済指標、日銀関連ニュースに敏感
平均ボラティリティ40-60pips
注目時間仲値(10:00前後)の動きに注目
取引スタイル比較的安定した値動きでスキャルピングに適した時間帯

ロンドン時間(17:00-2:00)

特徴欧州勢参入で活発化、トレンド形成しやすい
平均ボラティリティ80-120pips
注目時間24:00のロンドンフィックス前後が重要

ニューヨーク時間(22:30-6:00)

特徴米経済指標、FOMC関連ニュースで大きく変動
平均ボラティリティ60-100pips
注目時間21:30の米指標発表時は特に注意

押さえておきたいポイント

基本戦略はロング、ただしまだ下降の勢いがあるので慎重なアプローチ
本日は下げてもメインはロングで狙っていきます。

本日も期待値の高いトレードを心がけることを推奨。相場環境が複雑な時こそ、冷静な分析と適切なリスク管理が重要です。無理なトレードは避け、確実性の高い場面でのみエントリーすることを推奨します。